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研修コーディネートとは?
 
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「研修をコーディネートする」とは、どのようなことでしょうか。

「どのような人材を」 「どのような研修を用いて」 「どのように育成したいか」

効果的な研修を行なうには、研修の組み立てが肝心です。
また、研修を組み立てる際にも

「どのような時間で」 「どのような内容を」 「どのような研修会社・講師で」
「どのような場所で」 「どのくらいの費用で」


などを考えなければいけません。これらの要素を考えるためには、研修だけでなく、
人材育成全般に対する知識やスキル、そして人的ネットワークが必要になってきます。

研修コーディネーターとは、
『企業や組織にとって必要な人材を設定し、その人材をどのように
育成するのかを計画し、効果的な研修を設計・実行・評価する能力を持ち、
企業や組織の発展及び活性化を行なうというスキルを持った
人材育成のプロフェッショナル』

です。

これからの時代は人材の有効活用が求められます。
そのため、ますますこの能力が必要になってくるのではないでしょうか。

 
当協会では場や情報を提供します。しかし、そのコンテンツや内容は会員の皆様によって作り上げていきたいと考えています。なぜなら、人材育成のレベルアップの方法や習得すべき内容は数多くあり、できるだけ多くの「現場の意見や考え方」を聞きながら確立していきたいと考えているからです。

言い方を変えればこの協会自体を会員の皆様に「育成」して
いただきたいのです。

ぜひ、皆様の知恵と経験をお貸しください。
会員によって成長する協会でありたい
戦略無き人材育成や研修はあり得ない
人材を育成するために研修は行なわれます。では、その目的や目標とは何でしょうか。社員に多くの研修を受けさせれば、本当に必要な人材が育ち、企業が良くなっていくのでしょうか。

答えは「否」です。

企業戦略や事業計画に基づいた人員計画を基に、
必要な人材に、必要な研修や教育を提供し、必要な仕事をさせていく。

これが人材育成担当者の大きな役割ではないでしょうか。

当協会では、その役割を担うために必要な知識や技能を切磋琢磨することによって成長する場や情報を提供していきます。

今、研修が危ない!
「今、研修が危ない!」と私たちは考えます。

なぜでしょうか。それは、近年「面白いだけの研修」が増えてきているからです。
講師の話が上手い、ゲームが面白かった、目からウロコが落ちた、などの評価を
よく耳にします。しかし、これは良いことなのでしょうか。

もちろん、楽しく学ぶ、理解しやすいように工夫をすることは大切です。しかし、それだけを
重んじ、肝心な実務とのつながりが軽視されていないでしょうか。

研修は「知っているだけ」の付与では意味がありません。それをいかに実務で活用して
いくのか、が大切だと私たちは考えます。

残念ながら、面白い研修は受講生の評価も高く、その効果を正しく判別できる人事担当者
も多くはありません。しかし、それでは真の人材育成にはならないのです。
日本研修コーディネーター協会